祭と年中行事
宿院頓宮の主な祭事
毎年4月上旬
桜祭(春祭)
平成元年から始まった祭りで、先の戦いの後、先代の総代が堺の復興を願って植樹されたという桜は、境内及び公園地内に約十本あり、堺の桜の新名所の一つに数えられ、開花中は花見の参詣者が絶えません。
毎年7月最終日曜日(令和6年度より)
大鳥大社夏祭 御渡祭
「おわたり」と呼ばれる恒例行事。明治維新後より始まりました。大鳥大社から宿院頓宮へ神輿を渡します。
毎年8月1日
住吉大社夏祭(住吉祭)
渡御祭と荒和大祓神事
古来より日本では清浄を尊び国家の行事として大祓を執り行ってきました。大祓には毎年行われる恒例の大祓と臨時の大祓とがあります。恒例の大祓は六月と十二月の寒暑の厳しい時節に行われ、六月の大祓を夏越(名越)の大祓といい、十二月の大祓を年越の大祓といいます。この六月の大祓が夏祭りとして伝承されてきました。
今日では単に「おはらい」と呼ばれる住吉祭は、古くは南祭ともいい、夏の盛りに住吉から堺の宿院頓宮へ神幸があり、着輿祭の後、飯匙堀において古儀に則り茅輪をくぐり菅貫(すがぬき)をもって「荒和大祓神事」を執り行い、人形に罪穢を託して祓具と共に茅渟(ちぬ)の浦海へ流して堺の平安と祈ります。もともとは摂津・河内・和泉の国中の大祓の意味が込められています。現在、住吉祭は昭和四十七年に大阪府民族資料(民族無形文化財)に採択されています。
今日では単に「おはらい」と呼ばれる住吉祭は、古くは南祭ともいい、夏の盛りに住吉から堺の宿院頓宮へ神幸があり、着輿祭の後、飯匙堀において古儀に則り茅輪をくぐり菅貫(すがぬき)をもって「荒和大祓神事」を執り行い、人形に罪穢を託して祓具と共に茅渟(ちぬ)の浦海へ流して堺の平安と祈ります。もともとは摂津・河内・和泉の国中の大祓の意味が込められています。現在、住吉祭は昭和四十七年に大阪府民族資料(民族無形文化財)に採択されています。
年中行事
1月 | 1月1日 元旦祭(がんたんさい) 1月13日 新年祭 | |
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4月 | 4月上旬 桜祭(春祭) | |
7月 | 毎年7月最終日曜日(令和6年度より) 大鳥大社夏祭 御渡祭 | |
8月 | 8月1日 住吉大社夏祭 渡御祭・荒和大祓神事(あらにごのおおはらいしんじ) | |
11月 | 11月15日 七五三祝祭 | |
12月 | 12月31日 除夜祭・年越の大祓式 | |
月次祭 | 毎月1日と15日 午前10時より(8月1日・元旦は除く) |